宿題を出す先生に安心してはいけない

 

32校を渡り歩いた小学校非常勤講師が言っています。

 

宿題を出す先生に安心してはいけない

保護者(懇談会)、個人面談、家庭訪問などで、よく聞く保護者の声がある。

「先生、うちの子、宿題がないと勉強しないんです!宿題出して下さい!」だ。宿題を出してほしいと願う保護者は多い。保護者からすると宿題を出してもらう。わが子が勉強している姿を見る。安心だろう。

しかし、宿題を出すと、朝、教室の先生の机の上には、子どものノートが山のように積まれる。漢字ノート、計算ドリルノート、昨日の授業でやり残した問題を書いたノート、プリント、日記など……。

日記を子どもに毎日、書かせている先生は大変だ。その日のうちに日記を子どもに返さなければいけない。他の教科のノートも見る。昔の私も実はそうだった。全部に、赤でコメントを入れる先生もいて、よい先生のように思えるが、違う。

理由を明らかにする。そもそも、宿題を学校から出してはいけないのだ。学校の授業時間内で、やるべき学習を済ませるのが原則だ。本来、子どもの実力をその場で伸ばせないといけない。

宿題を出すと、教師に甘えが生じる。1時間の中で授業を完結しなくても平気になる。教師が「よし!この1時間で、子どもたちに分からせるぞ!」と意識できれば、無駄がなくなる。

宿題を出さない先生は、仕事をさぼっているのではない。宿題を出さなくても大丈夫と言えるように授業を工夫しているのだ。

1時間の授業でたった1問だけをみなで考える授業をする先生がいる。授業中に扱わなかった練習問題を宿題にする。応用問題がある宿題のとき、勉強が苦手な子はできない。できないから宿題をやらない、やらないから先生に叱られるという悪循環にはまる。不登校になる子もいる。私が勤めた学校にもいた。

宿題には頼らず、1時間で授業を完結させる。子どもに学習内容を理解させる。そんな、宿題を出さないという先生は、全国に多くいる。

宿題を出す先生が、必ずしもよい先生とは言えないのだ。

 

引用元:http://gendai.ismedia.jp/articles/-/55260

 

宿題は子どもを動かす脅しにも、親への言い訳にも使われていますね。

●●しないと宿題増やすよ。

〇〇したら宿題減らしてあげるよ。

(これだけやらせているのにわからないのはお子さんの問題です)

(宿題をしっかりやらないからわからなくなったのです)

 




 

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